袴田事件で被害者家族の長女が犯人はガセ！疑われた理由3選

2024年9月27日2024年12月22日

昭和４１年６月３０日に起きた袴田事件2024年9月26日に袴田巌さんに無罪の判決がされました。

再審が開始しとなり出した頃より被害者家族の長女が犯人ではないかと憶測が出始めました。

なぜ被害者家族の長女が犯人ではないかと出始めたのでしょうか？

今回は袴田事件で被害者家族の長女が犯人はガセ！動機と疑われた理由3選！についてまとめてみようと思います。

袴田事件の概要

引用：https://www.at-s.com/life/article/ats/1475910.html

袴田事件は、昭和４１年６月３０日深夜、旧清水市（現在の静岡市清水区）で発生した、強盗殺人・放火事件である。

被害者は、味噌製造会社の専務一家４人。

致命傷となる傷はほとんどなかったが、被害者は合計４０数カ所を刃物で刺され、ガソリン臭のする油をかけられて放火された。

味噌製造会社の専務一家の中で専務の父親と母親と専務の長女が別宅で就寝をしていたため難を逃れた。

家族も亡くなっているのに
憶測で犯人あつかいされるのは
精神的にもきついよね

袴田巌は犯人となぜ疑われた？はこちらから確認できます

袴田事件で被害者家族の長女が犯人と言われた理由は？

引用：https://news.ntv.co.jp/n/sdt/category/society/sdc94f386d7f464cddb5844e5337bfdb29

袴田事件の犯人が被害者家族の長女であるという証拠・証言は一切ありません。

被害者家族の長女が犯人ではないかと言われた憶測の理由ですが

・被害者家族の中で1人だけ、祖母と住んでいた近くの社長宅で就寝していた
・再審開始決定翌日に被害者家族の長女の死亡が報道された
・裁判で被害者長女と被害者の父親・母親とは親子関係にないのではないか

で被害者の長女が犯人ではないか言われていました。

被害者の長女が犯人ではないかとする憶測理由と真実を深堀りしてみます

被害者家族の中で1人だけ父の家には入らず、社長宅に帰って寝た

憶測の中には従業員と駆け落ちして当日なぜか帰省をしていたや両親から勘当されていたなど憶測があります

被害者の長女は当日京都旅行から帰宅したという情報が新聞の記事があります。

「こがね味噌」の橋本藤雄専務（当時41）の家に長女・昌子さん（当時19）が京都旅行から帰宅した。橋本家は清水駅と興津駅の中間に位置するが、両駅からは3キロくらい離れている。閉まっていた表のシャッター越しに「今帰った」と昌子さんが声をかけると、中から「ああ、わかった」と父・藤雄さんの声がしたという。昌子さんは父の家には入らず、祖母と住んでいた近くの社長宅に帰って寝た。
引用：https://www.dailyshincho.jp/article/2022/01251101/?all=1&page=2

再審開始決定翌日に被害者家族の長女の死亡が報道された

冤罪で捕まった人が釈放された直後に被害者の家族で唯一助かった長女が死亡したからという憶測ですが

発見されたのが再審開始翌日というだけでこれを根拠にするには乏しいのではないでしょうか

また被害者家族の長女がテレビやインターネットなどで外部からの情報を得ることなく生活していたとの情報もあります。

この中で男性は、専務夫婦の長女である自身の母親が、事件で家族4人を亡くした計り知れない悲しみの中、日々、打ちひしがれていたことを明かし、「事件の影響で毎日、自宅の仏壇の前で涙を流し、『さみしい、ひとりぼっちになっちゃった』と悲しみながら語りかけていた」などと説明しました。

母親はテレビやインターネットなどで外部からの情報を得ることなく生活し、2014年に袴田さんの再審開始の決定を知ることなく病気で他界したということです。
引用：https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240925/k10014590751000.html