2024年12月12日和歌山地方裁判所にて紀州のドンファン事件の判決が出されました。
和歌山地方裁判所は元妻である須藤早貴被告に無罪の判決を言い渡しました。
紀州のドン・ファンといわれた野崎幸助さんの遺産である13億円はどうなるのでしょうか?
今回は紀州のドン・ファンの遺産はどうなる?13億円は元妻が丸儲け?についてまとめてみようと思います
和歌山の紀州のドンファン事件概要
紀州のドン・ファン事件は、2018年5月に和歌山県田辺市で発生した資産家・野崎幸助さん(当時77歳)の不審死に関する事件
野崎幸助さんは「紀州のドン・ファン」として知られ、55歳年下の元妻・須藤早貴被告(当時21歳)と結婚していました。
事件当日、野崎幸助さんは自宅の寝室で倒れているところを、元妻・須藤早貴被告と家政婦が発見。
発見時、野崎幸助さんの体には注射の痕はなく、警察は違法薬物を口から摂取させられた可能性が高いと判断。
事件当日は、野崎幸助さんと元妻・須藤早貴被告の二人だけが自宅にいたため、警察は元妻の関与を疑いました。
検察側は、元妻・須藤早貴被告が野崎幸助さんの遺産を狙って計画的に犯行に及んだと主張しました。
元妻・須藤早貴被告は一貫して無罪を主張し、野崎氏が自ら違法薬物を摂取した可能性があると弁護側は主張しました裁判
12月12日に和歌山地方裁判所は元妻・須藤早貴被告に対し無罪判決を言い渡しました。
裁判所は、事件の証拠が不十分であり、他殺や自殺の可能性も考慮した結果、元妻・須藤早貴容疑者の関与を認めることができなかった。
判決では、直接的な証拠がない中での有罪判決は難しいとの判断が示されました
警察は証拠となるものが
発見できなかったのかな?
推定無罪に則た判決になるね。
紀州のドン・ファンの遺産はどうなる?
紀州のドン・ファンことお亡くなりになった野崎幸助さんには遺産は約13億円から50億円とされ、遺言書に基づいて全財産を和歌山県田辺市に寄付する意向が示されていました。
野崎幸助さんが残した遺言書には、「全財産を田辺市に寄付する」と明記されており、これは野崎幸助さんの生前からの寄付活動と一致。
遺言書は手書きであり、署名と押印が含まれていましたが、親族はその有効性に異議を唱え、遺言書が本人以外によって作成された可能性があると主張。
2024年6月21日、和歌山地方裁判所は遺言書の有効性を認める判決を下しました。この判決では、遺言書の筆跡が野崎幸助さんのものであると認定され、親族の訴えは退けられました。
遺言書が有効のため、田辺市が約13億円の遺産を受け取ることになりますが、野崎氏の元妻である須藤早貴被告は、遺留分として遺産の半分を受け取る権利があります。
21日の判決で和歌山地方裁判所の高橋綾子 裁判長は、コピー用紙1枚に赤色のサインペンで手書きされた遺言書の体裁について、「本人固有の筆跡あるいは癖が認められることから、遺言書に記載された文字の筆跡は本人の筆跡であるとみて相違ない」と指摘しました。
引用:https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20240621/2000085370.html
そのうえで、「長年にわたって田辺市に1000万円を超える寄付を行い、寄付を継続する意向を示すなどその一連の言動は、市に遺贈するという内容と矛盾しない」として、遺言書を有効とし、親族の訴えを退ける判決を言い渡しました。
親族が控訴したからまだ
遺産の裁判は続いているんだよね
元妻が6億円の丸儲け?
元妻である須藤早貴被告は、遺留分として遺産の半分6億5000万円を受け取る権利を現在は有しています。
しかし元妻である須藤早貴被告完全に無罪になった場合に限定されます。
今後、検察側が控訴をし元妻である須藤早貴被告が有罪ないなった場合にはこの遺留分の権利が失われます。
須藤早貴被告が有罪ないなった場合には全額田辺市に寄付されてしまいます。
民法の「相続欠格」と呼ばれる規定により、故意に被相続人を死亡するに至らせ、または至らせようとしたために刑に処せられた場合には、相続人になることができない決まりとなっている。
引用:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6d3abde62ad04660c7d4368e2b10f6bd9e4cb107
今後の裁判が
きになるところだよね
紀州のドン・ファンの遺産はどうなる?に対して世間の反応は?
紀州のドン・ファンの遺産はどうなる?に対して世間の反応は?はどのようなものだったのでしょうか?
世間の声を見てみましょう
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